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2013年

中国社会科学院 世界経済政治研究所 エコノミストが当研究所を訪問

2013年11月20日、中国の政府系シンクタンクである中国社会科学院 世界経済政治研究所の徐奇淵シニアリサーチフェローら中国人エコノミスト3名が当研究所を訪問されました。本邦の有識者をお招きし、当研究所の佐久間部長による司会のもと、人民元の国際化の最近の動向について議論を深めました。中国当局の対応や、人民元ビジネスにおける中国企業の現状、日本の経験などを交えながら、約1時間半にわたり活発な意見交換が行われました。

タイUTCC訪日団が当研究所を訪問

2013年10月6日から11日までの6日間、タイ商工会議所のSavaraj副会頭 兼 タイ商工会議所大学(UTCC:University of the Thai Chamber of Commerce)理事およびUTCC関係者4名が、高速鉄道システムやロジスティックスに関するUTCCにおけるカリキュラム(学部、大学院)作りのための情報収集ならびに人脈形成を目的に訪日されました。国際通貨研究所は、日本とアジアの学界、経済界の協力関係強化の支援として訪日団の受入窓口となり、多くの日本の官庁、大学、企業の協力を得ながら活動をサポートしました。

IMF戦略政策局のエコノミストが当研究所を訪問

2013年8月19日、IMF(国際通貨基金)戦略政策局の副局長Sun氏、シニアエコノミストのWestelius氏、アジア太平洋地域事務所の関岡氏3名が当研究所を訪問されました。今後10年から20年の世界経済の長期的展望、経済や社会を動かすファクターは何か、また、既存の国際社会の枠組みや主要プレーヤーが変化する中で、求められるIMFの役割、地域的な機関との役割分担、Non-state actor(非政府主体)とのコミュニケーションの是非についてなど、多岐にわたり率直な意見交換が行われました。

中国の復旦大学と合同セミナーを開催

2013年8月2日、国際通貨研究所は、有識者をお招きし、中国の復旦大学と合同で「アジア金融協力―日中の役割」と題したセミナーを開催いたしました。当日は中国の金融自由化に向けた課題、日本の経験、日中金融協力の重要性などについて、活発な意見交換がなされました。

ベルウェザー・シリーズ2013:ジャパンに当研究所からパネリストとして参加

2013年5月30日、ザ・エコノミスト・グループ主催のベルウェザー・シリーズ2013:ジャパンが開かれ、人民元の国際化のセッションに、佐久間経済調査部長 兼 開発経済調査部長がパネリストとして参加しました。他のパネリストと共に、中国の人民元国際化の動向や資本取引の自由化について、現状や今後の見方をディスカッションしました。

日本ユースリーダー協会(DAY)に講演を開催

2013年4月19日、公益財団法人日本ユースリーダー協会(DAY)の会員企業から、若手社員20名が国際通貨研究所を訪問し、佐久間経済調査部長による講演「アベノミクスと為替相場」を聴講しました。講演では、為替相場決定要因の基礎理論と最近の安倍首相登場以降の円安について説明がありました。講演の後の懇親会でも、最近の市場動向、経済動向、さらにそうした環境下での各社の戦略や課題などについて、熱心な質問や意見が交わされました。

フランスのシンクタンクTAC社 CEOが当研究所を訪問

2013年3月29日、フランスのシンクタンクTAC(Thierry Apoteker Consulting) 社からCEOのティエリー・アポテケール氏をお招きし、新しい指導体制下の中国動向についてセミナーを開きました。定量分析に基づく冷静な事実の見極めや、同社のグローバルな見識に基づく将来予測が語られ、講演後に聴衆との間で熱心な質疑応答が繰り広げられました。

 

 

セミナー「Abenomics and the value of the yen」を開催

2013年2月14日、国際通貨研究所は、在京の外国大使館その他機関の方をお招きして、Abenomics and the value of the yenと題したセミナーを開催しました。当日は、インド、中国、韓国、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、ロシア、イタリア、IMFなどの機関から集まり、当研究所の佐久間部長からの約40分の講演の後、活発な質疑応答が行われ、2012年末から円安や株高が続く日本経済に対する関心の高さがうかがわれました。講演会後は各国産のワインが出され、集まった方や研究員の交流がにぎやかに続きました。