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2022年1月21日開催

国際通貨研究所 CBDCウェビナー(第2弾)      

『本格化する日米欧のCBDC(中央銀行デジタル通貨)の検討
 ~通貨のデジタル化はどう進むのか~』

3月22日開催のCBDCウェビナー(第1弾)では、その開発・運用で先行している中国、カンボジア、スウェーデンの戦略及び課題を議論しました。その後も、より効率的・低コストな送金手段の一策として、CBDCの導入を含めた各種決済システム高度化に資する研究が進められています。こうしたなか最近では主要通貨国・地域である日米欧の政府高官もCBDCに関し言及する機会が増えています。

本ウェビナーでは、日米欧のCBDC開発の動向に精通する識者をお招きし、先進国におけるCBDC 導入のメリット・デメリット、わが国を含む今後の展望や対応策について議論しました。

詳細は、各資料及び議事録をご参照ください。

 

日時

2022年1月21日(金曜日)午後4時 ~ 午後5時30分(日本時間)

主催 公益財団法人 国際通貨研究所
言語 日本語(日英同時通訳付き)
内容 講演 及び パネルディスカッション
議事録 Newsletter

 

パネリスト (五十音順)

 

井上 哲也                 資料はこちら
株式会社野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員

1985年東京大学経済学部卒、1992年に米イエール大で経済学修士を取得。日本銀行では外国為替課長、国際金融為替市場担当参事役などのほか、福井俊彦副総裁秘書や植田和男審議委員専属スタッフを務めた。2008年に野村総合研究所に転じ、「金融市場パネル」の運営等を通じ日米欧の中央銀行の政策に関する調査を行っている。
 

 

 

小早川 周司                資料はこちら
明治大学 政治経済学部 教授

英オックスフォード大学経済学博士課程修了(D.Phil)、日本銀行企画局参事役、決済機構局参事役等を経て2019年より現職。日本銀行在職中はBIS報告書「中央銀行デジタル通貨」の執筆や、欧州中央銀行との分散台帳技術に関する共同調査(プロジェクト・ステラ)を総括。

 

 

別所 昌樹                 資料はこちら
日本銀行 決済機構局 FinTechセンター長

1994年京都大学法学部卒、1999年に米ヴァージニア大学法科大学院修了後、 米ニューヨーク州弁護士登録。金融研究所制度基盤研究課長、ロンドン事務所、決済機構局参事役等を経て、2021年9月より現職。「主要中央銀行による中央銀行デジタル通貨の活用可能性を評価するためのグループ」エキスパート。

 

モデレーター

 

岩岡 聰樹
公益財団法人国際通貨研究所 経済調査部 部長

1996年東京三菱銀行入行(現三菱UFJ銀行)。経済調査室、ニューヨーク駐在、ロンドンビジネススクール、コーポレート・コミュニケーション部、企業審査部等を経て、2020年3月より現職。