2025年10月6日開催
【30周年記念プログラム(第6回)】 欧州についてのウェビナー
『現世界情勢下における日欧の課題と連携』
この度、国際通貨研究所の30周年記念プログラム『混迷する世界情勢と日本経済・円の行方を探る』 全12回シリーズの第6回、『現世界情勢下における日欧の課題と連携』と題して、下記の通りウェビナーを開催いたします。
現在の世界情勢では、ロシアのウクライナ侵攻、トランプ2.0の動向や中東情勢など、混迷化が足元で大きく加速しています。この状況下において、EUは日本と同じくリベラルな国際秩序の担い手であり、また、経済面や地政学面等で多くの共通した課題を抱えています。これらへの対応について、日欧双方が相互に学べることはないでしょうか。その模索の中で、日本同様の価値観を持つ国・地域同士の今後の連携が、現世界情勢下では今後より一層重要となるとみられます。
本ウェビナーでは、現在の世界情勢を背景とした欧州の政治面、経済・金融面の動向を確認したうえで、日本と欧州が抱える課題、今後の日本と欧州間の連携の方針、また、日欧双方への示唆について議論いたします。
日時 |
2025年10月6日(月曜日)午後1時~午後2時半(JST) 午前6時~午前7時半(CET) |
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共催 |
公益財団法人 国際通貨研究所 外務省 |
言語 | 日本語(日英同時通訳付き) |
進行 | 講演 及び パネルディスカッション |
申込 | ここをクリック |
パネリスト(敬称略、五十音順)
遠藤 乾
東京大学大学院 法学政治学研究科 教授
1966年生まれ。北海道大学法学部卒、同大学大学院法学研究科修士課程修了。ベルギー・カトリック・ルーヴァン大学大学院修士課程、オックスフォード大学博士課程修了。専門は国際政治、EU、安全保障。現在、欧州大学院大学特任教授、日本国際問題研究所客員研究員も務める。朝日新聞論壇委員のほか、外務省政策評価委員などを歴任。
兒玉 和夫
公益財団法人フォーリン・プレスセンター 理事長
1976年東京大学卒業(法学士号)後、同年外務省入省後、オックスフォード大学でP.P.E.(哲学・政治・経済)学士号及び修士号を取得。外務報道官、外務省研修所長、国連日本政府代表部特命全権大使(次席常駐代表)、OECD日本政府代表部特命全権大使、欧州連合日本政府代表部特命全権大使などを歴任し、2020年9月に外務省を退官、11月よりフォーリン・プレスセンター理事長を務める。2022年以来現在まで、広島大学法学部客員教授(外交関係論)。
高屋 定美
関西大学 商学部 教授
神戸大学経済学部卒業、神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(博士:経済学)。1991年近畿大学商経学部専任講師、助教授、教授を経て、2004年4月から現職。この間、カリフォルニア大学バークリー校訪問研究員、ルーヴァン大学(ベルギー)訪問研究員、欧州大学院大学(イタリア)訪問研究員、日本EU学会理事長(2023年~2025年)、大阪府市・国際金融都市OSAKA推進委員会アドバイザーなどを歴任。専門は国際金融論、欧州経済論。
モデレーター
浅川 雅嗣
公益財団法人 国際通貨研究所 理事長
1981年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省(現財務省)に入省。1985年プリンストン大学にて行政学修士号取得、アジア開発銀行(ADB)・IMF出向、2008-09年に麻生太郎内閣で総理大臣秘書官、大臣官房総括審議官、国際局長、財務官などを歴任。2011年から2016年までOECD租税委員会議長を務めた。2020年より2025年までADB総裁。2025年7月より現職。