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イベント情報

2025年11月28日(金)デジタル/ステーブルコインについてのウェビナー「中央銀行デジタル通貨とステーブルコイン、競合か共栄か」を開催いたしました。詳細はこちら。

2025年11月28日開催

【30周年記念プログラム(第7回)】デジタル/ステーブルコインについてのウェビナー  

『中央銀行デジタル通貨とステーブルコイン、競合か共栄か』

この度、国際通貨研究所の30周年記念プログラム『混迷する世界情勢と日本経済・円の行方を探る』 全12回シリーズの第7回、『中央銀行デジタル通貨とステーブルコイン競合か共栄か』と題して、下記の通りウェビナーを開催いたします。

2025年7月、米国で「GENIUS Act」が可決し、世界的にステーブルコインへの制度的な関心が高まるなか、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発との関係性が改めて注目されています。

本ウェビナーでは、中央銀行によるCBDC開発の国際的な動向と、民間によるステーブルコインの発行・利用の現状を踏まえ、それぞれが金融システムや経済に与える影響を整理し、両者は競合するのか、それとも共存し得るのか、日本の中央銀行・商業銀行・スタートアップ企業に期待される役割等について議論いたします。

CBDCの開発動向に精通するパネリストによる学術的な視点と、ステーブルコインも含めフィンテック産業全般に知見を有するパネリストの実務的な視点を交え、金融システムや経済への影響について、政策・ビジネスの両面から考察いたします。
 

日時

2025年11月28日(金曜日)午後2時~午後3時半

主催

公益財団法人 国際通貨研究所

言語 日本語(同時通訳無し)
進行 講演 及び パネルディスカッション
申込 こちらから

パネリスト(敬称略、講演順)

 

中島 真志
麗澤大学 経済学部 教授

麗澤大学経済学部教授。早稲田大学・非常勤講師。博士(経済学)。1981年に日本銀行入行。調査統計局、金融研究所、金融機構局、国際決済銀行(BIS)などを経て、2006年より現職。主要著書として、『決済システムのすべて』『証券決済システムのすべて』『Swift:グローバル金融ネットワークの全貌』『外為決済とCLS銀行』『アフター・ビットコイン』などがある。決済分野を代表する有識者として、金融庁や全銀ネットの審議会等にも数多く参加。


 


 

柴田 誠
株式会社 FINOLAB、Head of FINOLAB / Chief Community Officer


東大経済学部卒、東京銀行入行、池袋支店、オックスフォード大学留学(開発経済学修士取得)、経理部、名古屋支店、企画部を経て1998年より一貫して金融IT関連調査開発に従事。2018年三菱UFJ銀行からMUFGのイノベーション推進を担うJDDに移り、オックスフォード大学の客員研究員として渡英。2019年より現職。日本のフィンテックコミュニティ育成に黎明期より関与、FINOVATORS創設にも参加。


 


モデレーター

 

髙山 真
国際通貨研究所 経済調査部 兼 開発経済調査部 部長

シンクタンク、金融機関マクロ経済調査セクション、同市場調査セクションなどにおいて、日本・米州・欧州・中東・アフリカの経済・金融・財政・政策分析等に従事したほか、政府審議会委員スタッフ、データサイエンス活用などの業務を担当。2012年から2019年までロンドンに駐在。2025年4月より現職。経済学修士。共著に『国債のすべて』(きんざい)等。