調査研究

調査研究は、IIMAの事業の中核をなすものです。

具体的には、国際経済、国際金融さらに国際通貨制度などのマクロ的な研究から、国際資金フローや外国為替市場や資本市場の調査・分析、円の国際化や新興国の通貨制度、さらに途上国の市場経済化や円借款、海外経済援助に関する調査まで、幅広い国際経済のテーマを研究対象として取り上げています。最近では、世界的に広がりを見せるイスラム金融やBOP(ピラミッドの底辺)への金融サービスをテーマとした金融包摂など先進的な課題にもいち早く取り組んでいます。

調査研究には、(1)自らテーマを設定しその成果を国際経済金融論考やNewsletterとして対外発表する自主調査、(2)官公庁や金融機関から調査研究を委託される受託調査、(3)内外の関係機関や外部研究機関との共同研究や研究会開催などが含まれます。どれもIIMAにとって大変重要な調査研究活動です。

研究成果は、当研究所のホームページを含めて様々な媒体を通して対外的に公表し、その成果を積極的に社会に還元しています。こうした活動を通じて、経済社会の安定と健全な発展に貢献することを目指しています。

これらの調査研究を実施するために、IIMAには国際金融の現場や金融市場での実務経験をもつ優れた専門の研究員が在籍しています。また、常勤の研究員以外にも、客員研究員として国際金融で教鞭をとる大学の先生方や国際金融実務のベテラン専門家などが名を連ねており、幅広い分野に対応できる体制を敷いています。

最近、当研究所が取り上げた研究テーマには次のようなものがあります。

国際的なマクロ経済問題

  • 金融危機後の国際経済情勢
  • 米国経済およびグローバル・インバランス
  • ユーロ通貨(ギリシャ危機、中東欧危機、ソブリンリスク)
  • SDR

アジアにおける通貨・金融協力

  • アジア通貨単位(AMU)
  • チェンマイ・イニシアティブのマルチ化
  • アジア通貨基金の可能性
  • アジアにおける資本市場

開発経済

  • アジア金融市場の育成
  • 円借款などの開発金融や金融援助
  • イスラム金融
  • 金融包摂

新興国経済

  • 中南米・中近東諸国の経済・通貨
  • 中国経済、人民元の国際化
  • オイルマネー