2019年

商業銀行エコノミスト国際会議(ICCBE)に参加

2019年7月8日から12日まで計5日間の日程で、ハンガリーの首都ブダペストに於いて開催された商業銀行エコノミスト国際会議(ICCBE:International Conference of Commercial Bank Economists)年次会合に、当研究所より石丸康宏・経済調査部長兼開発経済調査部長および佐久間浩司・客員研究員(京都橘大学教授)が参加し、それぞれ日本経済情勢、日本の物価動向とその消費者センチメントへの影響等について報告しました。

同会議は、民間金融機関のエコノミストが世界経済・金融情勢について集中的に討議を行う場で、1937年の発足後、年に一回、各国持ち回りで開催されています。本年は、参加国・地域の経済や政治動向に関する報告のほか、個別テーマとして、米中関係・貿易摩擦の展望と世界経済・国際貿易への短期および中長期的な影響、低インフレ下での金融政策、MMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣理論)も交えた財政政策の可能性、グローバルベースでのポピュリズム拡大のインプリケーション等が取り上げられ、多角的な議論が繰り広げられました。

「JICA-世銀連携プログラム:公的債務とリスク管理」研修

2019年5月16日~5月31日、独立行政法人国際協力機構(JICA)は世界銀行と連携し、アジア、アフリカ、中東、及び太平洋州の開発国15か国の財務当局者17名を東京に招き、開発国の公的債務とリスク管理、特に偶発債務についての研修を実施。JICAと世界銀行の連携研修は、2016年から行われており、当研究所は日本国際協力センター(JICE)と協働し、その運営に当初から参画しています。

研修では、世界銀行による偶発債務の把握・管理方法等についての解説やケーススタディ、日本の財務省の講義を通じて、研修員は理解を深めました。また、神戸にて「人と防災未来センター」を見学するとともに、現地での講義において阪神淡路大震災後の様々な復興資金の調達方法等についても学習しました。

研修期間中、講師や研修員同士で活発な意見交換が常時行われ、研修員は公的債務とリスク管理に関する知見を高めたほか、親睦を図れることができました。