外国為替

外国為替とは、国をまたいだ商取引の決済を、現金を輸送するのではなく、銀行間の決済システムなどを使って決済することです。国内での商取引決済である内国為替との違いは、決済の中継ぎをする第三の銀行が存在することと、通貨の交換が途中で起こることです。
国内の決済は、決済相手の取引銀行が別の銀行の場合、自分の銀行と相手の銀行の間の決済は中央銀行にある両行の預金の振り替えで完了します。これに対し外国為替の場合は、お互いに別の国、別の通貨の銀行ですから、共通の中央銀行はありません。このため、両行は、お互いが預金を共通に預ける第三の銀行に振り替えの依頼をして決済が完了します。
通貨の交換があることも外国為替の特徴ですが、狭い意味でこの通貨交換のことを外国為替と呼びます。「外国為替市場」と言えば通貨の売買市場のことですし、「外国為替コスト」と言えば、売買時の相場の差から発生する費用のことを指します。また「外国為替リスク」と言えば、通貨交換時の相場の変動リスクのことです。